豆乳、アーモンドミルク、オーツミルク、これらは植物性ミルクと言われており、健康や美容の効果の期待から注目されています。特に、近年は様々なミルク製品が増えてきたので、どれを選んだら良いか悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
植物性ミルクの選び方のコツは、「自分に合った味かどうか」「必要な栄養素が含まれているか」の2つの観点で選ぶと失敗しにくいです。
今回は、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクの「原料」「栄養価」「味」をそれぞれ比べていきます。ぜひ、自分に合った製品を探してみてください。
原料の違い
豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクは、それぞれ別の原料から作られていますが、植物性の原料という点で共通しています。一方で、牛乳は動物由来の原料なので、動物性ミルクと言われます。
植物性ミルクはビーガンの方や乳製品アレルギーの方でも飲めるので、牛乳の代用品としても注目されています。
牛乳との違いを知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
豆乳の原料
豆乳の原料は大豆です。水につけた大豆をすりつぶしたものを煮沸し、布袋でこして液体を抽出したものが豆乳になります。
日本では、1970年代から豆乳が飲まれており、アーモンドミルクやオーツミルクと比べると商品数が多いため、豊富な種類から選べます。
アーモンドミルクの原料
アーモンドミルクの原料は、アーモンドです。水につけたアーモンドを細かく砕いて、布袋でこして液体を抽出したものがアーモンドミルクになります。ミキサーなどでご自宅で作ることも可能です。
アーモンドが入った牛乳と勘違いされる方もいますが、アーモンドミルクには牛乳が含まれません。そのため、乳製品アレルギーの方も安心して飲めます。
オーツミルクの原料
オーツミルクの原料は、オーツ麦です。オーツ麦はイネ科の穀物で、オーツ麦を使用した食品を総称してオートミールとも言います。
オーツミルクは、欧米で人気の高い植物性ミルクで、近年になって日本でも広まってきました。
豆乳とアーモンドミルクは豆類が原料、オーツミルクは穀物が原料という違いがあるので、アレルギーがある人は注意して選びましょう。
栄養価の違い
美容やダイエット効果を期待して植物性ミルクを探している人も多いのではないでしょうか。どれが一番効果が得られるか気になりますよね。
結論として、どれも一定の効果が期待できるものの、どれが一番効果が高いかは言い切れません。それぞれ含まれる栄養素が異なるので、特徴を理解して選ぶことが重要です。
植物性ミルクに共通して期待できる効果として、以下のようなものがあります。
・美肌効果（抗酸化作用など）
・悪玉コレステロールの減少
・便秘の改善
それぞれの栄養価の特徴について詳しく解説していきます。
豆乳の栄養価
豆乳の栄養価で特徴的なのは、豊富なタンパク質量と大豆特有の栄養素です。
豆乳は、低カロリー、低糖質なのに関わらず、牛乳と同程度のタンパク質が含まれているため、筋トレ中の人やダイエット中の人にも最適です。体型を気にしていない人にとっても、タンパク質は体の組織を作る材料になるので、しっかりと摂取したい栄養素です。
また、大豆には、イソフラボンやレシチン、サポニンといった希少な栄養素が含まれています。特に、イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをするため、更年期障害に悩む人や美肌効果を得たい人にもおすすめです。
アーモンドミルクの栄養価
アーモンドミルクの栄養価で特徴的なのは、ビタミンEとカルシウムが豊富に含まれていることです。
ビタミンEは、抗酸化作用を持つビタミンで肌の老化を防いだり、悪玉コレステロールの減少を助ける効果が期待できます。
また、アーモンドには普通牛乳の約2倍のカルシウムが含まれるとも言われています。カルシウムは丈夫な歯や骨を作るだけでなく、筋肉の収縮や神経を安定させる効果も期待できる重要な栄養素です。
これらの栄養素は豆乳にも含まれますが、含有量はアーモンドミルクの方が高いので、ビタミンEやカルシウムの摂取にはアーモンドミルクがおすすめです。アーモンドミルクは砂糖を使用している商品が多いので、気になる人は成分表を確認して購入しましょう。
オーツミルクの栄養価
オーツミルクの栄養価で特徴的なのは、食物繊維が豊富に含まれていることです。
食物繊維は、便通を整えて便秘を防ぐ効果や糖質の吸収を抑える効果が期待できます。特に、オーツミルクの食物繊維には「βグルカン」が含まれているので、免疫力向上や、悪玉コレステロール低下も期待できます。
また、カルシウムも十分に含まれているため、牛乳の代用としてもおすすめです。ただし、他の植物性ミルクよりも糖質が多いのでカロリーオーバーには注意しましょう。
共通する栄養素が多い植物性ミルクですが、大豆特有の成分（イソフラボン、レシチン、サポニンなど）が摂取できるのは豆乳だけです。豆乳の効果について詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。
豆乳の女性に嬉しい効果とは？美肌やダイエット効果をプロが解説！
味の違い
栄養素の効果を得るには継続して飲み続けることが重要です。そのためには自分に合った味のものを選びましょう。
豆乳の味
豆乳は、クリーミーで、スッキリした甘みなので、後味の甘ったるさを感じにくいです。シチューやクリームパスタなどクリーミー感を出したい料理にも使用されます。
豆乳は、無調整豆乳、調製豆乳、豆乳飲料の3つの種類に分かれており、商品数が植物性ミルクの中では最も多いので商品によって味もまちまちです。
特に、無調整豆乳は大豆の青臭さが目立つ商品も多く、苦手と感じてしまう方もいらっしゃいます。豆乳にも美味しい商品はあるので、自分に合ったものを選びましょう。
アーモンドミルクの味
アーモンドミルクは、アーモンドの味が好きな人におすすめです。アーモンドの香ばしい風味が楽しめるので、コーヒーに入れても美味しいです。
豆乳と比べるとクリーミーさは少なく、アーモンドミルクだけで飲むと味が薄いと感じる方もいらっしゃいます。
はちみつなどを加えて飲みやすくするのもおすすめですが、その場合はカロリーや糖質のとりすぎに注意が必要です。
オーツミルクの味
オーツミルクは、牛乳に近い味をしているので、牛乳の代用として使いたい人には最もおすすめです。コクがあるので調理にも使えます。
牛乳に比べるとあっさりした味わいで、比較的飲みやすいですが、穀物の風味が感じられます。近年は日本メーカーの商品も増えてきたので、オーツミルクを試したい人は日本メーカーのものを選ぶと良いかもしれません。
おすすめの豆乳製品
飲みやすい豆乳製品をお探しの方は、豆乳ヨーグルト「発芽の恵み」がおすすめです。
豆乳ヨーグルト「発芽の恵み」は、飲むタイプの豆乳ヨーグルトで、大豆固形分が6％と高く、大豆本来の甘みとクリーミーさが味わえます。
一般的な豆乳と比べて、大豆の苦味や青臭さはほとんど感じられないため、豆乳に苦手意識がある方でも続けやすいです。また、原料には鳥取県産の発芽大豆を使用しているため、通常の大豆で作る豆乳よりもGABAが多く、高い栄養価が期待できます。
自然の甘みを活かした製品のため、サトウキビの粗糖でシンプルに仕上げており、1本70kcalと低カロリーです。
豆乳ヨーグルト「発芽の恵み」は1本150gなので1日1本飲むことで豆乳の栄養成分を十分に摂取できます。
豆乳製品の通販なら「粒と雫」
粒と雫は、豆乳ヨーグルトや豆乳スイーツなどの豆乳の製品を取り扱う豆乳スイーツ専門店です。鳥取県智頭町の大自然の中で、50年以上の歴史がある豆腐メーカーが、素材にこだわって商品を製造/販売しています。粒と雫の豆乳製品には専門店ならではのこだわりがあります。
大豆と水へのこだわり
豆乳を作るには、大豆と水が最も重要です。大豆は、鳥取県産の希少性の高い古来品種「大山2001」を使用した発芽大豆で、ショ糖分が高く旨味を感じられるものを厳選しています。また、鳥取県智頭町の水は日本有数の自然の軟水で、大豆の美味しさを引き出します。
素材にこだわり抜くことで、大豆の独特な風味をおさえながらも、大豆の旨みと甘さが際立つ豆乳スイーツを開発しています。
なめらかな美味しさを実現する独自の技術
豆乳は温度管理や時間調整で大きく味が変わるため、職人の経験と技が必要です。粒と雫では、何度も研究を重ねて、豆乳の粒子をより細かくする技術を生み出しました。この技術により、口に運んだ瞬間にふわっとしたなめらかさと風味を運んでくれるスイーツに仕上がりました。
まとめ
今回は、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクそれぞれの違いについて紹介しました。栄養素の含有量や種類などが異なるので、健康や美容の効果を得たい人は自分に合った製品を選びましょう。
特に、大豆特有のイソフラボン、サポニン、レシチンなどが摂取できるのは豆乳だけです。豆乳が苦手な人でも飲みやすい製品が販売されているので、一度試してみてはいかがでしょうか。
「粒と雫」では、豆乳ヨーグルト以外にも様々な豆乳製品を取り扱っています。ぜひオンラインショップを覗いてみてください。
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